みちのくコカ・コーラボトリング、花巻市と協働したSDGsの取り組みとして「フードロス対策ラッピング自動販売機」を設置

ラッピングは盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の学生がデザイン

みちのくコカ・コーラボトリング株式会社

2021年9月24日 11時30分

みちのくコカ・コーラボトリング株式会社(本社: 岩手県盛岡市、代表取締役社長: 谷村 広和、以下「当社」)は、花巻市(市長: 上田 東一)と協働した「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標、以下『SDGs』)」の取り組みの一環として、「フードロス対策ラッピング自動販売機」を設置することとし、9月22日(水)に設置先である花巻市役所において除幕式を開催いたしました。

除幕式での記念撮影除幕式での記念撮影
■ 「フードロス対策ラッピング自動販売機」除幕式
【日時】
2021年9月22日(水)  11:00~
【場所】
花巻市役所 本庁舎 新館1F 西側入口外
【出席者】
花巻市
 市長  上田 東一(うえだ とういち)様
 地域振興部長  菅野 圭(かんの けい)様
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社
 代表取締役社長  谷村 広和(やむら ひろかず)
 岩手県営業統括部長  大村 謙次(おおむら けんじ)
 花北営業部長  畠山 和彦(はたけやま かずひこ)

この「フードロス対策ラッピング自動販売機」は、当社が扱うコカ・コーラ社製品のうち、賞味期限が近づいたものを通常の半額程度で販売し消費を促進するもので、SDGsを新たな指標として取り組む当社と花巻市が協働して設置するものです。廃棄製品を削減したい当社と、SDGsの理念を地域に浸透させたい花巻市の双方の目的達成を目指し、市民の皆さまが利用しやすいよう、市役所庁舎に設置することといたしました。なお、ラッピングデザイン、キャッチコピーやアイコンについては、盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の学生にデザインしていただいております。

■ ラッピングデザイン
盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校 グラフィックデザインコース2年  橘 みら乃 (たちばな みらの) さん コメント
「湧き出すものをイメージして制作しました。フードロスという言葉からマイナスなイメージにならないよう、SDGsの17色を使用しました。ペットボトルから湧き出すこの色は、SDGsの17の目標を達成出来るようにという想いと、自販機を利用する人々のフードロス対策への想いが湧き出して、広がってゆく様子を表現しました。」

■ キャッチコピー&アイコン
盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校 グラフィックデザインコース2年  安保 乃亜 (あんぼ のあ) さん コメント
「伝わりやすい、かつ直接的なメッセージを意識しながらコピーを制作しました。「おいしい」「もったいない」どちらも共存できる言葉になっていると思います。また、コピーが事実を表すようなメッセージだったので、それと合わせシンプルで要素の少ないマークを作った。シンボルとして愛されるよう顔を付け、もったいないの「も」の形を表現しました。」

「フードロス対策ラッピング自動販売機」の外観「フードロス対策ラッピング自動販売機」の外観
廃棄物の発生防止については、SDGsの17の目標のうち、「目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する」に該当するもので、当社では常に一層の需要予測と生産計画の連携に力を入れており、年々着実に減少を図ることができています。一方で、賞味期限内でも流通させられなくなった製品については、フードバンクへ寄贈するなどして廃棄せずに済む仕組みを構築しており、「フードロス対策ラッピング自動販売機」はこうした取り組みに新たに加わるものとなります。

当社 代表取締役社長  谷村 広和 コメント
「ここ花巻市には当社製造工場があり、豊かな水を使用させていただき日々多くの製品を生み出している。昨今は自然災害が全国各地で頻発しているが、そうした緊急時のライフラインとして、また、平時でもみなさまのライフスタイル、嗜好に合わせた飲料を絶やさず提供し続けることは、我々の責務。しかし、潤沢な量を確保することは、天候不良や市場動向などの影響により、在庫過多になるリスクも持ち合わせている。食品廃棄という重大な課題に向き合うことも当社の責任であり、これまでも余剰在庫については、フードバンクへの寄贈などに取り組んできたが、このフードロス対策自動販売機を通じて、賞味期限が近づいても美味しく飲めることを知っていただくことや、SDGsを身近に感じて考えていただくきっかけにつながれば幸い。」

花巻市長  上田 東一 様 コメント
「このたび設置していただいたフードロス対策自動販売機は全国でもまだ10台ほどしか設置されておらず、岩手県内ではこうしたラッピングした本格的なものは初めてとのことで、この場所を選んでいただき大変ありがたい。また、今週はSDGsウィークということで、この中でこのように除幕できたことは大変嬉しく思う。環境を守るためにはフードロスを減らすことはとても大事なこと。賞味期限が近づいた製品をこの自動販売機を通じてみなさんにご利用いただけることは、SDGsの理想に近づく、理想を実現する事業であると考えている。我々もぜひ利用させていただき、フードロスを減らすことに貢献したい。」

当社は、こうしたさまざまな自治体や企業・団体と連携したサスティナビリティの取り組みを推進することで、SDGsの達成を目指すとともに、より良い地域づくりに貢献してまいります。

■ コカ·コーラシステムのサスティナビリティーへの取り組みについて
日本コカ・コーラ株式会社と当社といった全国5社のボトリング会社などから構成されるコカ・コーラシステムは、「世界中をうるおし、さわやかさを提供すること。前向きな変化をもたらすこと。」の事業目的にのっとり、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらしながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。2020年には「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、システム共通のサスティナビリティーフレームワークを策定しました。各領域において事業活動を通じて社会課題の解決を目指すことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献してまいります。
https://www.cocacola.co.jp/sustainability

■    みちのくコカ・コーラボトリング株式会社について

みちのくコカ・コーラボトリング株式会社は、青森県・岩手県・秋田県を事業エリアとしてコカ・コーラ社製品を製造・販売しております。ライフスタイルをより充実させる清涼飲料をお届けするだけでなく、生活に密着したさまざまなビジネスを展開し、地域のみなさまの”前向き”で”ハッピー”なライフスタイルに寄り添う企業を目指しております。コカ・コーラシステムの一員でありながら、北東北を拠点に事業を展開する地元企業としての責任を果たし、前向きな変化と社会的価値を生み出しながら、持続的に地域社会の発展に貢献するための取り組みを行っております。

引用:PR TIMES

フードロスを減らす取り組みは各地で少しづつ増えています。他の企業にも広がってほしいですね。

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